菅前首相と茂木幹事長が都内で会談 総裁選などめぐり協議か
19日夜、自民党の菅前首相と茂木幹事長が東京都内で会談しました。9月に予定されている総裁選などをめぐり協議したものとみられます。
菅前首相と茂木幹事長の会談は東京都内のステーキ店でおよそ2時間にわたり行われました。
菅前首相は自民党内では「非主流派」の位置づけで岸田首相とは一定の距離を置いています。一方、茂木幹事長は岸田首相を支える執行部の一員ですが、「ポスト岸田」への意欲をにじませています。会談では9月に予定されている自民党総裁選などについて協議したものとみられます。
一方、既に解散を決めている安倍派の中堅・若手議員も国会近くの飲食店で会合を開きました。
会合には福田達夫元総務会長ら当選4回以下の安倍派の衆議院議員を中心に十数人が参加しました。自民党内では「中堅・若手議員からも総裁選の候補者を出すべき」との声が強まっていて、総裁選に向けた動きが早くも活発になっています。