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“LGBT法案”さらなる修正を求める声が相次ぐ 自民党

2023年5月10日 18:53
“LGBT法案”さらなる修正を求める声が相次ぐ 自民党

LGBT、性的マイノリティーの人たちへの理解を促進するための法案をめぐり、自民党はとりまとめに向け、詰めの調整を続けています。

会議では「性同一性を理由にした不当な差別はあってはならない」とした修正案が示されました。しかし、出席者からは「差別の定義があいまいだ」「女性の権利が守られるものにすべき」といった、さらなる修正を求める声が相次ぎました。

自民党・片山さつき議員「自称女性の生物学的に男性が入ることがないようにというのは、やらなきゃだめだよという意見が前回に比べて増えました 」

一方で、別の出席者は「集約に近づいてきている」と話していて、執行部は12日の会議でとりまとめたい考えです。ある自民党幹部は「サミット前に法案を国会に提出し、今の国会中の成立を目指せばいい」と話しています。