新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種について、政府は、5月開始を目指す方向で調整に入ったことがわかりました。

政府関係者などによりますと、3回目のワクチン接種をめぐっては4月までに対象者の大半に接種機会を提供できる見込みとなっています。こうしたことから政府は、4回目の接種について5月開始を目指す方向で調整を進めているということです。

3回目と4回目の接種間隔については、安全性が認められている6か月を基本としつつ、イスラエルでの接種間隔が5か月であることなど、海外の事例を踏まえて改めて検討するとしています。

政府はこうした方針について、24日に開かれるワクチン分科会で議論するとともに、4回目のワクチン確保などにかかる費用については今年度の補正予算の予備費などから支出することを25日に閣議決定する見通しです。