“海の地雷”爆発させ取り除く訓練を公開 海上自衛隊
海上自衛隊は、「海の地雷」とも言える機雷を実際に爆発させ、取り除く訓練を公開しました。
海上自衛隊が公開したのは、東京・小笠原諸島の硫黄島周辺で機雷を実際に爆発させ、取り除く訓練です。この訓練は年に1回、行われていて、今年は今月17日から始まりました。
機雷に反応しにくいよう、木やプラスチック素材で造られた専用の船に乗った隊員らが、機雷の近くに磁気を発生させるケーブルや音波を出す器具を通過させ、機雷を意図的に爆発させることで取り除く訓練などを行いました。
海上自衛隊 第1掃海隊司令・野間俊英1等海佐「我々の精強な機雷戦部隊がいることで、日本に機雷をしかけても無駄だという抑止力になるというふうに思います」
訓練は、アメリカ海軍なども参加し、今月29日まで行われる予定です。