来年1月に実施される県知事選挙を巡り、北村山地域の4つの市と町の長が2日、吉村知事に出馬を要請しました。

吉村知事に出馬を要請したのは東根市の土田正剛市長と村山市の志布隆夫市長、それに尾花沢市の結城裕市長と大石田町の庄司中町長の4人です。

土田市長「知事は決意を表明していませんが、聞くところによると12月県議会で出馬表明をやるんじゃないかと」
吉村知事「まだ何とも言ってないんですけども」
土田市長「聞き及んでおります。3市1町の市町長で、知事選に立候補した暁には貴殿をご推薦申し上げます。よろしくお願い申し上げます」
吉村知事「いやーありがとうございます。今は前向きに熟慮中ということでございまして…」

出馬要請を受けて、吉村知事はー。

吉村知事「また力強くぐっと背中を押されたような気がした。（出馬の決断は？）色々総合的に判断をして然るべき時に決断をさせていただきたい」

県知事選を巡っては自民党県連が独自候補の擁立を目指していますが具体化には至っていません。

東根市・土田正剛市長「私も自民党員だが候補者が最終的にいないということであれば自主投票が望ましいと思う。仕事だけ知事に頼んで選挙は別だというのはおかしいのでは」

吉村知事に対しては11月、最上地域の8市町村のトップも連名で出馬を要請しています。
次期知事選は来月9日に告示され、選挙戦となった場合は来月26日に投開票が行われます。