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山梨・静岡 両知事が初めてリニアトンネル工事を視察「山梨・静岡にとって”第一歩”」 山梨県

2024年10月7日 18:56
山梨・静岡 両知事が初めてリニアトンネル工事を視察「山梨・静岡にとって”第一歩”」 山梨県

5日、山梨と静岡県の両知事が県境で進められているリニア中央新幹線のボーリング調査を視察し、地下水の湧出量などが問題ないか確認しました。

山梨県早川町の工事現場を視察したのは、山梨県の長崎知事と静岡県の鈴木康友知事の2人です。

南アルプストンネルのボーリング調査を巡っては、静岡県の川勝前知事が地下水が山梨側に流出し、大井川の水が減ると主張しストップしていましたが、後任の鈴木知事は一転、工事を容認しました。調査は現在、静岡県との県境から257mの地点まで掘削が進んでいます。今回の視察は長崎知事の提案で実現し、2人はJR東海の担当者から地下水の湧出量が基準を下回っていることや環境保全対策について説明を受けました。

長崎幸太郎知事「視察は事実に基づいた議論を、これから静岡県のみなさんも然り、山梨県の中でもしていく第一歩になった」

鈴木康友知事「実際、湧水の量などを自分の目で見て順調に進んでいることを実感した。今のところ県民のみなさんに安心してもらえる状況にある」

JR東海は「データを基に慎重に工事を進めたい」とし県境を300m越えた静岡側まで調査を進める方針です。

最終更新日:2024年10月7日 18:57
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