阪神・淡路大震災27年を前に灯籠に火
阪神・淡路大震災から27年を迎えるのを前に、神戸市にある東遊園地で、灯籠に火がともされました。
会場では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、訪れる人たちの密集を避けるため、地震発生時刻から半日早い16日の夕方から灯籠に火がともされました。
震災から27年の今年、灯籠に込められた思いは「忘れない」。地震が発生した午前5時46分には神戸は祈りに包まれます。
一方、宝塚市を流れる武庫川の中州には、石を積んで描かれた文字「生」が浮かびあがりました。石積みの文字は、これまで雨や台風で何度も流されてきましたが、市民らの手で大切に積み直されてきました。
地震発生時刻の12時間前に黙とうがささげられました。