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文科相が都知事に反論「当事者意識持って」

2015年5月27日 21:43
文科相が都知事に反論「当事者意識持って」

 東京都の舛添知事が、文部科学省から求められている新国立競技場の整備費の一部負担に反発している問題で、下村文科相が「もうちょっと当事者意識を持ってやってもらいたい」などと反論した。

 「もうちょっと当事者意識を持ってやってもらいたいなと思いますね。批判するのは簡単だけど、自分も五輪の開催都市の知事だという自覚で、一緒にやろうという思いを持ってもらいたいと思いますね」-下村文科相はこのように述べ、新国立競技場は東京都も活用するものだとして、舛添知事に反論した。

 舛添知事は26日の会見で、新国立競技場の建設計画の遅れや、文部科学省が求めている500億円の整備費用の負担に苦言を呈していた。