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ゆっくり北上…台風6号記録的な大雨のおそれ

2023年8月8日 11:42
ゆっくり北上…台風6号記録的な大雨のおそれ

台風6号の今後の予想進路です。

台風6号は、奄美地方や種子島・屋久島地方を暴風域に巻き込みながらゆっくりと北上しています。今後は、暴風域を伴ったまま北西へ進み、8日夜からは九州南部に近づき、10日にかけて九州北部にも接近する見込みです。

台風本体を取り巻く発達した雨雲は、このあと九州にもかかり始めそうです。夜、暗い時間に猛烈な雨が降る所もありそうです。九州南部や奄美地方では、9日にかけて、九州北部でも8日夜から9日にかけて、線状降水帯が発生するおそれがあります。

9日昼までに予想される雨の量は、九州南部で400ミリ、九州北部と奄美で300ミリ、四国で250ミリ。10日昼にかけては、九州と四国で300ミリから400ミリ、などと予想されています。九州から東海にかけて、太平洋側の斜面に当たる地域を中心に激しい雨が降り続き8月ひと月分の雨量を大きく上回る大雨となるおそれがあり、大雨や暴風、高波に厳重な警戒が必要です。