20歳は…法務省が少年法適用年齢で勉強会
法務省は2日、少年法の適用年齢を現在の20歳未満から18歳未満に引き下げるかどうかなどを議論する勉強会の第1回会合を開いた。
この勉強会は、選挙で投票できる年齢が20歳から18歳以上へと引き下げられることに伴い設置されたもの。法務省の幹部や、少年法に詳しい大学教授ら17人が参加し、少年法の適用年齢を現在の20歳未満から18歳未満へと引き下げるかどうかなどを議論する。
また勉強会では、少年に限らず20歳代前半の若者に対する刑事処罰のあり方も話し合われる。
少年法の適用年齢を引き下げた場合、18歳と19歳については、「刑事処分」だけでなく、少年院送致などの「保護処分」を選択できる制度にするかどうかも議論される見通し。