感染症に備え…東京都、蚊を採取し調査
蚊を通してかかる感染症に備え、東京都は18日から蚊が病原体を持っているか調査を始めた。「ジカ熱」も対象に加わった。
東京・渋谷区の代々木公園では18日、園内の10カ所で都の委託を受けた調査員が虫取り網で蚊を採取した。また、雨水などが溜まる溝から蚊の幼虫のボウフラも採取し、ボウフラの成長を抑制する薬をまいた。
蚊の病原体検査で、都は今年から、マラリアやデングウイルスに加え、新たに、中南米で流行しているジカウイルスの検査も行うことにしている。調査は11月上旬頃まで行われ、検査結果は都のホームページで公表される。