ねぶた大賞に「蝦夷ヶ島 夷酋と九郎義経」
青森ねぶた祭の審査結果が5日に発表され、最高賞のねぶた大賞にはJRねぶた実行プロジェクトの「蝦夷ヶ島 夷酋と九郎義経」(えぞがしま いしゅうとくろうよしつね)が選ばれた。
青森ねぶた祭の最終審査は5日夜、青森市の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で行われた。その結果、最高賞のねぶた大賞にはJRねぶた実行プロジェクトの「蝦夷ヶ島 夷酋と九郎義経」が選ばれ、制作した竹浪比呂央さんは最優秀制作者賞を受賞した。
ねぶたは源九郎義経が津軽海峡を渡ったという伝説を題材にしており、鹿を素手で仕留めてたくましく生き抜くアイヌの姿を見て己の天命を全うしようと決意する場面を描いている。
青森ねぶた祭は6日夜、最後の夜の運行が行われ、7日は大型ねぶたの海上運行が行われる。