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ツナ缶ゴキブリ混入 製造委託の工場に調査

2016年10月28日 23:10
ツナ缶ゴキブリ混入 製造委託の工場に調査

 静岡市に本社をおく缶詰大手のはごろもフーズが販売したツナ缶にゴキブリが混入した問題で、静岡市保健所は、製造を委託されていた工場の立ち入り調査を行った。

 静岡市保健所が立ち入り調査を行ったのは、はごろもフーズがツナ缶の製造を委託している静岡市清水区の興津食品。28日は食品衛生監視員2人が調査を行い、ツナ缶の製造工程や工場の防虫対策などを確認したとみられる。

 この問題は、はごろもフーズのツナ缶「シーチキンLフレーク」に体長1・5センチのゴキブリが混入しているのが見つかったもの。缶詰は2014年に製造されたもので、ゴキブリは製造過程でツナを詰める前のカラの缶に入り込んだとみられている。

 今月13日に山梨県に住む女性からの届け出で問題が発覚し、はごろもフーズはすでに女性に謝罪を済ませたということだが、27日まで事実を公表していなかった。

 なお、はごろもフーズは興津食品に委託している製品の製造を29日から当面の間休止し、品質管理を徹底するという。

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