×

下帯姿に冷たい水…「裸詣り」で無病息災

2017年1月6日 14:56
下帯姿に冷たい水…「裸詣り」で無病息災

 山形県酒田市の神社で5日夜、下帯姿の男たちが冷たい水を浴びて無病息災などを願う新年恒例の「裸詣り」が行われた。

 「裸詣り」は、山形県酒田市の飛鳥神社に江戸時代の中期から伝わる正月行事。神社の松例祭に参加する男たちが、川の水で身を清めたのが起源とされていて、5日夜は、地元の小学3年生から50代まで約30人が参加した。

 下帯姿になった参加者は、神社の周辺を走り体をあたためたあと、お清め場に到着。待ち構えた地元の人からバケツいっぱいの水を浴びせられた。

 参加した子ども「いままで一回も体験したことがない寒さでした」「つらいけど頑張れる気持ちになれます」

 水浴びを3回繰り返した参加者は、寒さに耐えながらもすがすがしい表情を見せていた。