「大黒屋」約1億9000万円の申告漏れ 転売目的疑いの外国人客などに免税販売か
中古ブランド品の買い取り販売などを行う「大黒屋」が、およそ1億9000万円の申告漏れを指摘されていたことがわかりました。
申告漏れを指摘されたのは、中古ブランド品の買い取り販売などを行う「大黒屋」です。
関係者によりますと、「大黒屋」は、一部店舗で、消費税の免税対象ではない転売目的とみられる外国人客などに対し、免税販売をしていたとして、東京国税局は去年3月期までの2年間で消費税およそ1億9000万円の申告漏れを指摘し、およそ2億3000万円を追徴課税したということです。
大黒屋の一部の店舗の元従業員が、転売目的の外部の業者と結託して、SNSで「買い子」として募った外国人に対して、ブランド品を免税販売していたということです。
「大黒屋」は取材に対し「見解の相違もありますが、修正申告しています」とコメントしています。