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雇用保険 現受給者18日から“上乗せ”へ

2019年3月12日 11:59
雇用保険 現受給者18日から“上乗せ”へ

毎月勤労統計の不正により雇用保険などが少なく給付されている問題で、厚生労働省は、現在の受給者に対する給付額を18日から上乗せすると発表した。

根本厚生労働相は12日朝の会見で、現在、失業手当や育児休業手当など雇用保険の給付を受けている人については、18日から給付額を修正し、上乗せして支給すると発表した。

また、過去に給付を受けていた人が追加給付額の大まかな目安を計算できる簡易計算ツールなどについても18日から厚労省のホームページに設置するとしている。

過去の不足分については、現在、受給している人は来月から追加給付を開始し、過去に受給していた人に対しては11月頃から開始するとしている。