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東京電力の旧経営陣側 改めて無罪を主張

2019年3月12日 14:06
東京電力の旧経営陣側 改めて無罪を主張

福島第一原発の事故をめぐり、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴された東京電力の旧経営陣3人の裁判で、弁護側が最終弁論を行い、改めて無罪を主張した。

東京電力元会長の勝俣恒久被告ら旧経営陣3人は、福島第一原発の事故をめぐり業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されていて、検察官役の指定弁護士は禁錮5年を求刑している。

12日の法廷では最終弁論が行われ、旧経営陣3人の弁護士は冒頭で、「巨大な津波を予測できないことは明らかで、3人は無罪だ」と述べた。また、最大15.7メートルの津波予測の根拠となった国の評価については、「具体的な根拠を示しておらず、信頼性及び成熟性はない。計算結果通りの津波が襲来することを予測すらできない」と指摘した。

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