外国人には有名?キツネ村ってどんなとこ?
蔵王連峰のふもと人里離れたバス停に、次から次へと降りてくる人々。向かう先は蔵王キツネ村です。
“キツネの檻(おり)に人間が入る施設”へ続々と人が入っていきます。その中には、100匹以上のキツネが放し飼いになっていて、目の前をキツネが通っていきます。
ここでは珍しい銀ギツネや北極ギツネなど、合計6種類のキツネをみることができます。インタビューしてみると、台湾やタイ、オランダなど海外からのお客さんがたくさん。皆さんネットやSNSなどを通してキツネ村を知ったそうです。
外国人観光客「ネットでとても有名、日本で必ず行くべきスポットです」
なぜそんなに人気なのでしょうか?館内放送とともに、お客さんが集まり出しました。
始まったのは“キツネの抱っこ体験”。キツネというと感染症をイメージする人も多いですが、こちらでは予防接種や外との接触を管理することで、これまでの感染はゼロだといいます。
キツネ村によると世界で唯一キツネを抱ける場所とのこと。1990年にオープンし、当初はお客が来ない日もあったそうですが――
担当者「急に変わったのが5、6年前の冬から。最初はヨーロッパの人が来ていて、ここ3年はアジアの人が」
外国語を話せるスタッフはほとんどいないため、英語をカタカナで書いた紙を用意。キツネについてイラストで説明するなど工夫しています。
去年は来場者13万人のうち2万5千人が外国人。今年はさらに増えているそうです。
【the SOCIAL natureより】