被災地や世界遺産…聖火リレーのルート概要
来年に迫った東京オリンピックの聖火リレーのルートの概要が判明した。東日本大震災の被災地や各地の世界遺産などを通る予定。
聖火は来年3月20日に日本に到着し、宮城、岩手、福島の被災3県でそれぞれ2日間、「復興の火」として展示されたのち、3月26日に福島県のJヴィレッジから聖火リレーがスタートすることが決まっている。
その後の関係者への取材で、聖火リレーが「奇跡の一本松」のある岩手県陸前高田市や、熊本地震で被災した熊本市など日本各地の被災地や、原爆が投下された広島市や長崎市などを通ることが新たに分かった。
日光東照宮や富岡製糸場、伊勢神宮など、各地の世界遺産や名所も通る方向で調整が進められている。
詳しいルートは、6月1日の聖火リレー300日前イベントで正式に発表される見通し。