宮内庁、来年度概算要求 約215億円に
宮内庁は、来年度予算の概算要求で約215億円を計上すると発表した。
宮内庁は来年度予算の概算要求で、天皇陛下と皇族方の活動や皇室財産の管理などに使われる「皇室費」を約92億円、宮内庁を運営するための「宮内庁費」を約124億円計上し、総要求額は約215億円となった。
令和となり、代替わり儀式のある今年度より、25億円あまり少ない要求。
来年度予算には、秋篠宮邸の改修費、約34億円のうちの8億8000万円や、上皇ご夫妻が赤坂御用地に引っ越した後の住まいである仙洞御所の改修費に7億1000万円が計上されている。
また、秋篠宮さまが皇位継承第一位の「皇嗣」となられたことを披露する儀式「立皇嗣の礼」に4000万円、今年11月に行われる即位した天皇陛下による皇室行事、「大嘗祭」終了後の皇居・東御苑の復旧に2億9000万円などが計上されている。