秋本真利衆議院議員を任意聴取 東京地検特捜部
洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、東京地検特捜部は、秋本真利衆議院議員から任意で事情聴取をしたことがわかりました。
秋本議員は、洋上風力発電をめぐり「日本風力開発」の社長から2021年以降におよそ3000万円を受けとったとして、今月4日、東京地検特捜部から収賄容疑で家宅捜索を受けました。
関係者によりますと、特捜部が秋本議員から任意で事情聴取をしたことがわかりました。
日本風力開発は、入札の評価基準の見直しを求めていたということですが、議員会館でおよそ1000万円を現金で受け取ったとされるのは、入札の評価基準の見直しが公表された翌日とみられ、秋本議員がその日のうちに馬の購入代金に使うなどしたととみられています。
特捜部は、秋本議員が社長側から受けとった資金の趣旨などについて、確認したものとみられます。
一方、関係者によりますと「日本風力開発」の社長は、資金提供について、贈賄を認めているということです。