ローマ教皇訪問へ 被爆地・広島で準備進む
ローマ教皇が訪れる被爆地では、38年ぶりの訪問に向けて受け入れの準備が進められている。
フランシスコ教皇は24日、長崎に続いて広島市の平和公園を訪れ「平和のための集い」に参加する予定。会場では23日、出席者およそ2000人分の椅子を並べたり、モニターを設置したりするなど、24日に向けた準備が進められた。
教皇は被爆者らと面会して言葉を交わし、原爆の犠牲者が眠る慰霊碑に花をささげる予定。そして、38年前にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がスピーチした場所に立ち、平和へのメッセージを発表することになっている。
核兵器廃絶への強い思いをもつフランシスコ教皇が被爆地から世界に向けてどんな言葉を発信するのか、注目される。