「最低賃金」今年の引き上げ額、議論始まる 目安は来月末に決定の見通し
物価高の中、今年の最低賃金の引き上げ額について議論がスタートしました。
厚労省の「中央最低賃金審議会」で、企業や店舗などが従業員に支払わなくてはならない「最低賃金」の今年の引き上げ額について議論が始まりました。
現在の最低賃金の全国平均は時給961円ですが、政府の「骨太の方針」では全国平均が1000円を達成することを含めた議論を行うことが明記されています。
物価の上昇が続く中、今年の春闘では賃上げの流れが見られていて、最低賃金の引き上げ額についても注目されています。
引き上げ額の目安は来月末に決定する見通しです。