コロナ影響か“街頭犯罪”が大幅減
今年上半期、「ひったくり」や自転車の盗難など街頭での犯罪が大幅に減少したことが警察庁のまとめでわかりました。新型コロナウイルスによる外出自粛の影響とみられます。
警察庁によりますと、今年上半期の全国の刑法犯の認知件数は、およそ30万7600件で、戦後最少だった去年の同じ時期からさらに5万6000件ほど減少しました。犯罪の種類としては「ひったくり」や自転車の盗難など、街頭での犯罪が大幅に減ったということです。
特に4月と5月は、去年の同じ時期よりも3割から4割程度減少したということで、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響とみられます。
一方、新型コロナウイルスが関連した特殊詐欺は全国で42件確認されていて、被害総額は、およそ7541万円だということです。