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鳥インフル発生相次ぐ 香川、宮崎で確認

2020年12月2日 13:55
鳥インフル発生相次ぐ 香川、宮崎で確認

高病原性の鳥インフルエンザの発生が相次いでいます。香川県の養鶏場では先月から9例目、10例目となる発生が確認された他、宮崎県でも今シーズン2例目が確認されました。

香川県によりますと1日、三豊市の2つの養鶏場から「死んだニワトリの数が増えた」と連絡があり、2日朝、高病原性とみられる「H5亜型」のウイルスが確認されました。

香川県は、養鶏場など計3か所の鶏、約37万3000羽の殺処分作業を進めています。三豊市内での発生は今回を含めた9例が、おおむね3キロ圏内に集中しています。

周辺では、鶏などの出荷制限が続いていますが、すべての制限の解除が年を越す可能性も出てきたということです。

一方、宮崎県都農町の養鶏場では、今シーズン宮崎県で2例目となる高病原性鳥インフルエンザが確認されました。

これを受け宮崎県は2日朝、この養鶏場のすべての鶏、約3万羽の殺処分作業を行いました。

周辺は養鶏のさかんな地域で、半径10キロ以内には166の養鶏場があり、約633万羽が飼育されています。

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