12日にかけて、東北北部から北海道に次々と発達した雨雲がかかる見込みです。前線が長期間、同じ位置に停滞するため、北日本では来週にかけて、大雨が続きそうです。

12日朝までに予想される雨量は、多い所で、東北で150ミリ、北海道で120ミリ。その後、13日朝までに東北で100ミリから150ミリ、北海道で50ミリから100ミリの大雨が予想されています。引き続き、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

一方、日本の南にある熱帯低気圧は12日朝までに台風8号に変わる予想です。台風は北上を続け、お盆休みの13日ごろに近畿から関東にかなり近づくでしょう。台風の勢力は強くありませんが、広い範囲に大雨をもたらす可能性があり、今後の進路に注意が必要です。

また、11日は、東北南部から九州の広い範囲で、猛烈な暑さが続きそうです。予想最高気温は、熊谷、富山、京都、福岡で37℃、前橋、長野、大阪、鳥取で36℃。東京も、今年16日目の猛暑日となる予想です。全国37都府県に「熱中症警戒アラート」が発表されていて、冷房を活用するなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。