壁から“ど根性柿”隙間に生え実が100個
広島市の閑静な住宅街。地元の人に案内されたのは。道路脇のコンクリートの壁を突き破り、ひょっこりと生えていたのはなんと、柿の木。赤みがかった柿が、100個以上たわわに実っています。
よく見てみると、コンクリートの壁にある配水管の穴から、枝を伸ばしているのが分かります。地元の人は。
地元の親子「ど根性大根ならぬ。ど根性柿みたいな、えーって。コロナに立ち向かえるのかなという、疫病退散みたいな御利益ありそうな柿」
この「ど根性柿」、なぜ壁の穴から生えているのでしょうか。壁の上の住宅に住む人に話を聞いてみると。
壁の上に住む人「こちら(柿の木)を切りました。すると数年後から生え始めて、実をつけたような形になっています」
10年ほど前に引っ越し、柿の木を切りましたが、地面の中で伸びたのか、配水管から顔を出したということです。地元の区役所によると柿の木が大きくなりすぎた場合、住民に撤去をお願いすることもあるということです。