富山の養鶏場で鳥インフル約14万羽殺処分
富山県の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されました。飼育している14万羽あまりのニワトリの殺処分が始まっています。
富山県は22日、簡易検査で陽性と確認された小矢部市の養鶏場のニワトリについて、23日朝、遺伝子検査の結果H5亜型が確認されたことを明らかにしました。
この検査結果を受けて県は、自衛隊に災害派遣を要請し、この養鶏場で飼育されているニワトリおよそ14万1000羽の殺処分を始めています。県内の養鶏場での鳥インフルエンザの発生は初めてです。
県は、感染の広がりを防ぐため、感染が確認された養鶏場の消毒をしたほか、主要幹線道路に畜産関係車両を対象とした消毒ポイントを4か所設置するなどの対応をとっています。
県によりますと、発生場所から半径10キロ以内の4つの養鶏場で飼育しているニワトリ72万3000羽に異常はないとしています。