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国一丸となり…熱中症の死者千人以下目指す

2021年3月25日 18:57

熱中症への対策を強化するため、国が一丸となって取り組む対策会議が初めて開かれ、年間の死亡者数1000人以下を目指す行動計画が取りまとめられました。

小泉環境相「特に熱中症で亡くなる方の多くは高齢者の皆さんですが、中でも一人暮らしの高齢者についてしっかりと対策をしなければなりません」

熱中症による死亡者は2018年から3年連続で1000人を超えていて、2020年、2019年は死亡者のおよそ8割が65歳以上の高齢者でした。

こうした中、熱中症への対策を強化し国が一丸となって取り組む対策会議が25日、初めて開かれ、年間の死亡者数1000人以下を目指すなどの行動計画が取りまとめられました。今年は情報発信を強化し「熱中症警戒アラート」を全国に展開、予防強化のキャンペーンも4月から行うとしています。