秋元被告の元秘書「ストーリーに則り調書」
衆議院議員・秋元司被告の共犯として起訴された元秘書に対する被告人質問が行われ、「検察のストーリーにのっとった調書ができました」と話しました。
カジノを含むIR(=統合型リゾート)施設への参入を巡る汚職事件で、衆議院議員の秋元司被告は収賄と証人買収の罪に問われ、共犯として元政策秘書の豊嶋晃弘被告が収賄の罪に問われています。
豊嶋被告は起訴時には収賄の罪について認めていましたが、裁判では無罪を主張しています。
18日の被告人質問で豊嶋被告は、「わからないことが多かったが、検察が示す証拠などを見て検察のストーリーにのっとった調書ができてしまいました」と話しました。
起訴時に認めていた理由については、「認めれば3日で終わり、認めないと長い年月かかると聞いた」「認めて早く終わらせれば良いと思った」と述べました。