西日本豪雨から3年 愛媛で遺族など追悼式
西日本豪雨から3年。愛媛県の被災地では犠牲者の冥福を祈る追悼式典が行われました。
この内、西予市野村町では、遺族や住民らおよそ20人が参列して追悼献花式が行われました。
西予市では、野村ダムの緊急放流後に肱川が氾濫、町は一瞬にして濁流にのみ込まれ、5人が亡くなりました。参列者は献花台に花を手向け、犠牲者の冥福を祈っていました。
母親を亡くした小玉由紀さん
「先日も熱海で土砂災害があって、あの土砂が流れる映像とか、どろどろの映像が流れると、家族全員、胸が締め付けられるような思い」
西日本豪雨で、愛媛県内では関連死も含め33人が亡くなり、3年たった今でも93世帯、212人が仮設住宅での生活を余儀なくされています。