表彰式 写真撮影で30秒マスク外してOK
IOC(=国際オリンピック委員会)は、東京オリンピックの表彰式で、メダリスト同士の間隔がとられている場合、写真撮影のため30秒間はマスクを外すことを認めるという新たなルールを25日に発表しました。
選手の行動ルールを定めたプレイブックでは、表彰式では必ずマスクの着用が求められていましたが、IOCはこれまでの方針を変え、メダリストが間隔をあけて表彰台に立っている場合、写真撮影のために30秒間はマスクを外すことを認めることにしました。
また、金メダリストのもとに銀・銅のメダリストが集まっての写真撮影もしないとしていましたが、マスクを着用すれば金メダリストのもとでの集合写真も可能とするとしています。
IOCは、「すべてのメダリストの偉業を共に祝うと同時に、選手の特別な瞬間に、その表情と感情をおさめられるようにした」と説明しています。