9月有効求人倍率1.16倍“解除”求人増
今年9月の有効求人倍率は、1.16倍で、前の月より0.02ポイント上昇しました。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す9月の有効求人倍率は1.16倍で、前の月より0.02ポイント上昇しました。
感染者数の減少や緊急事態措置の解除の動きで事業を再開し求人が増加した一方、コロナ禍でダブルワークのための求職が見送られたことなどが背景にあるということです。
また、産業別の新規求人では、製造業が32.4パーセント、サービス業は14.3パーセントの増加となっていますが、コロナ前の状況には戻っていないということです。
一方、9月の完全失業率は3か月連続で2.8パーセントとなりました。総務省統計局によりますと、男性が前の月から0.2ポイント下がった一方、女性は0.1ポイント上がりました。