拉致問題「優先的に解決を」 拉致被害者の家族ら米で会見
北朝鮮による拉致被害者の家族らが訪問中のアメリカで記者会見し、拉致問題を北朝鮮の核・ミサイル問題と切り離して「優先的に解決する必要がある」と訴えました。
北朝鮮拉致被害者家族会・横田拓也代表
「人権問題である拉致問題を(核・ミサイル問題と)切り離して優先的に解決する必要がある。それぞれお会いした方が全て異口同音におっしゃったのは、『何ができるか』と私たちに温かい言葉・雰囲気で応えてくださった」
また、家族会事務局長の飯塚耕一郎さんは、「ここ2、3年、拉致被害者と家族が死別する最悪のケースが続いている。これ以上、増やしてはならない」と、一刻も早い問題解決を求めました。
拉致被害者家族らはこれに先だち、アメリカ国務省のシャーマン副長官や議員らと面会して拉致問題解決に向けた協力を求め、相手方からは解決に向けて協力する考えが示されたということです。