×

阪神・淡路大震災から30年 犠牲者追悼…灯籠で「よりそう」の文字

2025年1月17日 6:48
阪神・淡路大震災から30年 犠牲者追悼…灯籠で「よりそう」の文字

6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災が起きてから、きょう17日で30年です。追悼の集いが行われている兵庫県神戸市の会場から中継です。

震度7の揺れが街を襲い、6434人の命と多くの人の日常が奪われた、あの地震から30年がたちました。

時の流れとともに、遺族は高齢化し、震災を知らない世代が増えました。それでも17日の朝は多くの人が、この会場に足を運び、あの日に思いをはせ、そして午前5時46分、静かに祈りをささげました。

知人を亡くした男性(50代)「30年前のことですけど(当時の)映像が、まだ目に浮かびますし、街がむちゃくちゃになっていたので、痛みとか苦しみというのもあると思うので、そういう方々を思い出しながら、祈りをささげたい」

神戸市で被災した男性(53)「マンションの下敷きになって、数時間くらい埋まっていた。生かされたという気持ちはあるので、社会のために、なんとか生きていけたらと思う」

今年、灯籠で描かれた「よりそう」という文字。この文字に込められたメッセージの通り、神戸の希望のあかりは元日、能登半島地震の被災地でも、ともされました。

県などが主催する、きょう17日の追悼式典では、天皇皇后両陛下が出席され、天皇陛下がお言葉を述べられます。

最終更新日:2025年1月17日 6:48