東電管内で“節電要請” 節電しながら“暑い夏”乗り切る方法は?
7月1日から2か月間、東京電力管内で“節電要請”が始まります。熱い夏をどう乗り切ればいいのか、“節電”に取り組む家族を取材しました。
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気温が上がれば上がるほど、無性に食べたくなるのが「辛いもの」。東京駅・ラーメンストリートでは「真夏の旨辛フェア」が行われています。(8月末まで 各店舗ごとに異なるメニューを提供)
「とんこつらーめん 俺式 純」で提供される期間限定メニューの1つに、豚骨スープにラー油をきかせた担々麺「濃厚MAX担々麺」があります。(1100円※1日30杯限定)。トッピングの主役は、トウバンジャンやテンメンジャンなどを絡めた“ウマ辛い豚肉”です。
箸を進めるごとに体温が上昇。
客
「(冷房が)キンキンのところで熱いものが食べたい」
自然と汗をかいてしまうため、冷房が効いた部屋で食べたいところですが、7月1日から始まるのが、東京電力管内での“節電要請”です。電力不足が懸念されることから、8月末まで節電が呼びかけられます。
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30日、横浜市に住む田中さん一家を訪ねました。2歳と5か月の子どもがいる4人家族です。電気代の値上がりが家計を直撃する中、自然と節電を心がける生活になったといいます。IHコンロなどを使う料理は、数日分をまとめて作り置きしています。キッチンでのママの“秘密兵器”は、首に巻く冷却グッズです。
「涼しい風は子どもたちの方に行くように。自分はこういうので対策。ダイエットも兼ねて」
前向きに節電に取り組んだ結果、電気代も抑えられているといいます。
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無理はしたくない「節電」。さいたま市にあるホームセンターの「カインズ 浦和美園店」では、節電対策グッズを集めた売り場を展開しています。
外からの熱を遮断する効果のあるカーテンや、エアコンの室外機を熱から守る商品などが売り上げを伸ばしているということです。