送迎バス“置き去り防止”安全装置の機能ガイドライン作成へ 国交省が作業部会立ち上げ
先月、静岡県牧之原市の認定こども園の送迎バスに3歳の女の子が置き去りにされ死亡したことを受け、国土交通省は、設置が義務化される置き去り防止の安全装置の機能を決める作業部会を立ち上げました。
政府は、幼稚園や保育所などのすべての送迎バスに置き去り防止のための安全装置の設置を義務づけます。この方針を受け、国土交通省は、送迎バスに設置する安全装置の機能に関するガイドラインをつくるための作業部会を立ち上げました。ガイドラインでは、安全装置はヒューマンエラーを補完するもので、幼稚園などへの負担とならないよう後付け可能なものも視野に入れるということです。
国土交通省は、今後、「押しボタン式」や「自動検知式」などの装置を販売・開発しているメーカーなどに聞き取りを行った上で、年内にガイドライン策定し、気温が高くなる来年夏までに普及できるようにするとしています。