13日発生した宮崎県・日向灘を震源とする地震をうけ、名古屋市の広沢市長は日頃の備えをするよう呼びかけました。

13日午後9時19分ごろ、日向灘を震源とする地震が発生し、宮崎市などで震度5弱、三重県鈴鹿市などで震度1を観測しました。

気象庁が「南海トラフ地震臨時情報・調査中」を発表し、評価検討会が調査した結果、午後11時45分、南海トラフ巨大地震との関連はないとして調査を終了したと発表しました。

名古屋市は「災害警戒本部」を設置し、職員を招集して情報収集など対応にあたりましたが、調査終了の発表を受けて解除されました。

名古屋市の広沢市長は、南海トラフ地震に備え、避難場所がどこか、備蓄があるかなど、家族で日頃から備えるよう呼びかけました。

広沢一郎 名古屋市長:「市民の皆様方におかれましては、いつ地震が発生してもおかしくないこの状況にご留意いただきまして、今後も引き続き地震への備えを行っていただきたいと思います」