東京都が“インフル流行注意報” 患者報告数が基準超え 調査開始以来もっとも早く
東京都は21日、異例の早さでインフルエンザの感染が広がっていることから、流行注意報を発表しました。
都はインフルエンザについて流行時期に合わせ、毎年9月ごろから発生動向を調査しています。
今月14日に行われた都の感染症対策連絡会議では、今シーズンの流行がすでに始まっていると指摘されていました。
そして21日、都は今月17日までの最新の調査結果を公表し、インフルエンザの患者報告数が、定点医療機関あたり11.37人で、注意報発表基準の10.0人を超えたことから、「流行注意報」を発表しました。
この時期に「流行注意報」が出されるのは、1999年の調査開始以来、最も早いということです。
都は、感染を広げないために、基本的な感染防止対策を徹底してほしいとしています。