バラバラになったダンサーらが日本で…ウクライナ国立「キエフ・バレエ」今日からロシア侵攻後初の海外公演
ウクライナ・キーウにある世界的なバレエ団が来日し、ロシアによる侵攻後、初めての海外公演として15日から日本で公演を行います。
「キエフ・バレエ」は、ウクライナ・キーウにある世界的に知られる国立のバレエ団で、およそ120人のダンサーが所属しています。現在、半数以上のダンサーはドイツやイタリアなど国外へ避難していますが、バラバラになったダンサーらおよそ30人が日本で一堂に会し、15日から侵攻後初めての海外公演を行います。
14日、最初の公演地、群馬県前橋市でリハーサルが公開され、バイオリニスト・葉加瀬太郎さんの音楽に振り付けられた世界初演となる演目「ひまわり」などが披露されました。
振り付け・寺田宜弘副芸術監督「戦争が一日も早くおわって、もとの素晴らしいウクライナに戻るように。感じていただきたいのは、『幸せ・悲しみ・復興』」
バレエ団は、東京や大阪など日本国内で来月まで公演を行います。