初めての4万円台、日経平均株価 4日の終値は史上最高値を更新 福井の証券会社も取り引き活況
日経平均株価は初めて4万円を突破し、4日の終値は4万109円23銭となり、史上最高値を更新しました。福井市内の証券会社では、社員たちが利用客との電話対応に追われるなど、取り引きに活気が出ている様子でした。(3月4日)
■三津井証券 本店営業部 折尾宏孝部長
「アメリカの方の生成AIを関連とした株式が上昇していて、日本株も半導体関連株を中心に急ピッチでの上昇になっている」
ハイテク株の一部が株価上昇の牽引役になっているものの、他の銘柄ではマイナスもみられることから、この会社では冷静に見る必要があるとした上で、3月中旬には春闘の集中回答日を迎えることから「物価高以上の賃上げが実現すれば、日本の脱デフレが期待から確信に変わる。上昇基調は変わらないと思う」と話していました。
新NISAの問い合わせも増えているそうで、県内の市場関係者は投資マインドの上昇に期待を寄せています。