越前町特産「宮崎たけのこ」の収穫始まる 今年は表年 新幹線開業にあわせてレストランでおもてなし
越前町特産の「宮崎たけのこ」の収穫が始まり、新幹線開業に合わせて地元のレストランでは「たけのこ御膳」も販売して観光客をもてなします。
宮崎地区の竹林では12日早朝に生産者が専用のクワを使ってタケノコを掘り起こしました。
特産の「宮崎たけのこ」はえぐみが少なく甘くて柔らかいのが特長です。
宮崎たけのこ生産部会武田 哲会長
「草も伸びないようなところではタケノコも伸びないだろうということで、肥料を与えている。赤土なので赤子と呼ぶが甘い。」
町内の農産物直売所には、さっそく朝採れのタケノコを求めて多くの買い物客が訪れました。
また農家レストランではコロナ禍で見合わせていた、「たけのこ御膳」の販売を今月20日から再開する予定で、新幹線で訪れる観光客に旬の味をアピールします。
宮崎たけのこ生産部会武田 哲会長
「東京や首都圏から来られる皆さんに京都に負けないタケノコが福井にはあることを知ってもらい存分に味わってもらいたい。」
今年は「表年」に当たり、生産部会では去年のおよそ4倍にあたる130トンの出荷を見込んでいます。