鯖江市の中学生がオリンピアンも育てた高校の監督から体操の基本を教わる
鯖江中学校の生徒が18日、オリンピック選手を育てた鯖江高校体操部の田野辺満監督からマット運動を教わり、体の動かし方のコツをつかんでいました。
■倒立
「上がるときは頭が入っていても上がる 戻るときはなかなか難しい 必ず逆立ちするときには、頭を上げてほしい」
鯖江中学校の生徒に、マット運動での体の動かし方を教えたのは、鯖江高校の教員で、体操部の監督も務める田野辺満さんです。
鯖江中学校は校舎の改修に伴い、今年8月から鯖江高校の丹南キャンパスを仮校舎として使っていることから、交流事業として企画されました。
2年生の生徒たちは倒立や側転のポイントを学びました。
■生徒
「側転が楽しかった 小学校の時よりうまくできたのでうれしかった」
「的確に細かく教えてくれたので、できない人も楽しくできた」
「そんなに会えるわけじゃないから、貴重な体験だと思った」
パリオリンピックで金メダルを獲得した杉野正尭選手なども指導した田野辺監督は、体操のまち鯖江のポテンシャルの高さを実感した様子でした。
■鯖江高校 田野辺満教諭
「さすが鯖江市の子どもたち 小学校の時から器械運動は体操のまち鯖江市では授業で意欲的に取り組んでいるので、中学校でもレベルが高くてびっくりした」
鯖江中学校と鯖江高校では、今後生徒同士の交流に向けて、部活動などでの連携も検討したいとしています。