福井市の小寺正樹副市長が3月いっぱいで辞職する意向示す 地方公務員法違反の罪で略式起訴

地方公務員法違反の罪で略式起訴された福井市の小寺正樹副市長は、3月いっぱいで辞職する意向を示しました。
検察によりますと、小寺正樹副市長は、市の福祉部長だった2022年に、認知症の介護福祉事業をめぐって、市内の社会福祉法人に勤める市職員OBの求めに応じる形で公募に申し込んできた他の事業者の情報を漏らした疑いです。
26日夕方、取材に応じた小寺副市長は「地方公務員法に抵触するという判断が出たということで、私としてはしっかりと受け止めて、市民に大変ご迷惑をおかけしたとまずはおわびしたい 私が職を続けることは不適切だということで、辞職をさせてほしいと市長には先週末から今週の頭にかけて伝えた」と述べ、職を辞する考えを示しました。