「警固界隈」元少年の初公判「援助交際する大人に嫌悪感」 強盗や強盗致傷など6つの罪で起訴 福岡
男性の頭を殴り、現金を奪ったなどの罪で起訴されている、いわゆる「警固界隈」の元少年の初公判が2日、開かれました。元少年は起訴内容を認め、「援助交際する大人に嫌悪感があった」などと動機を語りました。
強盗や強盗致傷など6つの罪で起訴されているのは、住居不定・無職で20歳の元少年です。
元少年は去年6月、福岡市・天神の警固公園で知り合った少年少女ら3人と共謀し、SNSで援助交際を持ちかけるふりをして呼び出した見知らぬ男性を殴って脅し、現金約2万2000円を奪ったなどの罪に問われています。
2日の裁判員裁判の初公判で元少年は「合っています」と起訴内容を認めました。
動機については…
「援助交際をしようとする大人に嫌悪感があって、少しでも痛い目にあえばいいと思っていました。」
また、いわゆる「警固界隈」の仲間と強盗などを繰り返した理由については…
「家族みたいな感じで、何をするにも一緒だから、流されすぎた。」
被害者に「申し訳ない」と言いつつ、終始うつむき加減で頭をひねっていた元少年の裁判は、2月6日に結審し、8日に判決が言い渡される予定です。