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「尾道が好き!」な移住者たちの生活 体験談や企業について紹介する『ANCHER』とは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

2025年3月19日 15:54
「尾道が好き!」な移住者たちの生活 体験談や企業について紹介する『ANCHER』とは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。澤村優輝アナウンサーが、広島県尾道市への移住者と、移住を希望する人々のためのサイトについてお伝えします。

移住者 ~「人の距離の近さ」に惹かれてIターンを決意~

2024年12月にオープンした、尾道市役所の近くにある「イイカゲンサカバ ヒカリ」は、昼から酒やドリンクにおつまみが楽しめるお店です。

京都から移住したIターンの店主の磯野幸司さんは、店となる物件のリノベーションから始めていきました。磯野さんが惹かれた尾道の魅力は「人の距離の近さ」で、「誰かと誰かがつながっている。そんな尾道が好き」ということです。

移住する前、尾道に旅行で訪れている時に友達ができ、その友達にお店を紹介してもらい、さらにそのお店でまた友達ができて、交友関係が広がっていったそうです。「僕も尾道の町に救われたので、このお店も頼りにしてもらえる、人がつながっていくお店にしたい」と、意気込んでいます。

移住者 ~地元に馴染みのある名前残したい~

同じく尾道市役所のそばにあり、歓楽街としても知られる新開地区にある「Tutuyu Onomichi Cafe」は、1月にオープン5周年を迎えました。おしゃれなプレートランチに、スイーツも楽しめます。

店主の田中亮太さんは尾道生まれで、東京に本社があるアパレル企業で働いた後、Uターンしてきました。お店の名前は、廃校となった母校「筒湯小学校」から取っています。田中さんは、最近の尾道について「若い移住者が来て、新しい風が吹き込まれている。活気が生まれている」と感じているそうです。

挑戦者と尾道をつなぐ「イカリ」として

このような多彩な移住者を紹介している『ANCHER(アンカー)』というサイトがあります。紹介した2人も、この中で掲載されていますので、ぜひご覧ください。

このサイトのコンセプトは、「前向きに挑戦している人と尾道をつなぐイカリになりたい」です。『ANCHER(アンカー)』は、船のイカリ「ANCHOR」の「OR」を取って、チャレンジャー「CHALLENGER」の「ER」を組み合わせています。サイトを運営している松崎敦史さんによると、尾道に移住した人の体験談の他、「移住にもいろんな形があることを知ってほしい」ことから、地元の求人や企業PRも掲載していることが、大きな特徴だと言います。

移住して「リモートで働く」「新規開業して商売を始める」という働き方を支援する一方で、選択肢の1つとして、企業に就職して移住を実現する人たちの背中を押すための提案もしているそうです。

実際に長崎から移住して、尾道造船で働く近藤大地さんは、自身の経験を踏まえて「企業就職を見据えた移住も、ありだと思います。仕事に就いて、まずは収入を得ながら、自分なりにチャレンジしたいことを探すのも、悪くないんじゃないかな」と話していました。また、近藤さんは「商店街でジョギングして、新しいお店を見つけて回るのが楽しみ」と言います。さらに、尾道造船で出会った方と結婚したそうです。

色々な働き方や移住の提案をしている『ANCHER(アンカー)』を覗いて、尾道での楽しい生活を思い描いて、「移住」という選択肢を増やしてもらいたいと思います。

最終更新日:2025年3月19日 15:54
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