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熊本豪雨で被災 JR肥薩線の復旧に向け複数駅の廃止を検討 熊本県と地元自治体

2025年3月19日 18:05
熊本豪雨で被災 JR肥薩線の復旧に向け複数駅の廃止を検討 熊本県と地元自治体
熊本豪雨で被災したJR肥薩線の復旧に向けて、熊本県と地元の自治体が複数の駅の廃止を検討していることがわかりました。

JR肥薩線の八代・人吉間をめぐっては、JR九州と国、熊本県が鉄道での復旧に基本合意し、今年度中の最終合意を目指しています。また、八代・人吉間の15駅について、JR九州と沿線周辺の自治体では駅の再配置や廃止も含めた検討が進められています。

これについて、熊本県の木村敬知事は19日、「現時点で一定の方向性が決まっているわけではない」としたうえで、八代駅と人吉駅を除く13の駅全てのあり方について検討していると話しました。

■熊本県 木村敬知事
「利用者がいないような駅について維持していくことの負担を感じる自治体もあると思う。また、駅を減らすことで速達性が高まるという面もあるし、さまざまな意見がある。まずは合意をいただくということが最優先だと思っている」

熊本県や地元自治体は、3月中に開かれる再生協議会でJR九州に示す整備案を取りまとめる予定です。

最終更新日:2025年3月19日 18:05
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