【異例】水俣病被害の賠償求める裁判 弁護団と環境省が非公開で協議
大阪地裁では去年、原告全員が水俣病と認められました。しかし国は争う姿勢を崩さず大阪高裁に控訴していて、法廷以外の場で直接協議が行われるのは異例です。終了後会見した環境省側は。
■環境省特殊疾病対策室・森桂室長
「ちょっと詳細はなかなか申し上げられないですけど、なにかきょう成果があったということでもなく、まずはお話をしたと。初めて対面で」
一方の弁護団は。
■園田昭人熊本弁護団長
「水俣病問題の解決に向けた継続的な協議をするということなので、環境省も同じ理解じゃないかと思います」
次回の協議の日程は未定ということです。