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鮮魚店の弁当を食べた23人がノロウイルス食中毒 5日間の営業停止処分 多良木町

2025年3月26日 10:12
鮮魚店の弁当を食べた23人がノロウイルス食中毒 5日間の営業停止処分 多良木町
熊本県は26日、多良木町の鮮魚店の弁当を食べた26人がノロウイルスによる食中毒になったと発表しました。県はこの鮮魚店を5日間の営業停止処分としました。

26日から5日間の営業停止処分を受けたのは、多良木町の魚住鮮魚店です。熊本県によりますと3月21日、昼食にこの鮮魚店の弁当を食べた人吉保健所管内の2つの学校の職員26人のうち20代から60代までの23人が、22日から23日にかけ発熱や下痢、嘔吐などの症状を訴えました。このうち13人が医療機関を受診しましたが、入院した人はいませんでした。

保健所が学校の職員や調理した人の便を調べた結果、ノロウイルスが検出され、弁当が原因の食中毒と断定し、26日から30日までの営業停止を命じました。弁当には、とりのから揚げや塩サバ、エビフライなどが入っていましたが、どの食材が原因かはわかっていないということです。

熊本県は「ノロウイルスは乾燥した時期に活発化するので、手洗いや加熱、調理器具の洗浄や殺菌をしっかりしてほしい」と呼びかけています。

最終更新日:2025年3月26日 10:12
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