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「復興にあたる地域の人に感謝」地震で延期されていた高岡市の二十歳の集い開催

2024年5月4日 17:44
「復興にあたる地域の人に感謝」地震で延期されていた高岡市の二十歳の集い開催
能登半島地震のため1月から延期されていた高岡市の二十歳の集いが、地震から4か月が過ぎたなか4日に開かれ、出席した若者たちが決意を新たにしました。

高岡市の二十歳の集いは市内12の中学校区ごとに開かれました。このうち、地震による液状化の被害が著しい伏木中学校区で開かれた集いには86人が出席しました。

出席した角田市長は「地震を経験した中、自分の命を守り、家族を守る力になってほしい。そして被災した地域の支援に力を貸してほしい」と式辞を述べました。

また、出席した若者を代表して麻生大河さんと高嶋莉子さんが「震災の復興にあたっている地域の人たちに改めて感謝し、ふるさと高岡に貢献していきたい」と決意を述べました。

高岡市教育委員会によりますと、集いの対象者は市全体で1500人余りだということです。

出席した二十歳の若者たちは「地震で遅れても、ちゃんと集いが開催できてうれしい」「自分たち同級生で地域をもりあげていかなければと思って来た」「祭りで伏木を盛り上げて伏木の未来を盛り上げていけたらと思う」と話していました。

4日は射水市でも「二十歳のつどい」が開かれました。
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